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現行モデルが完成形!?PlaystationVita

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出典:ソニーインタラクティブエンタテイメント

 

「Vita」は英語で「Life」を意味する。

2011年12月17日に発売された、

PlaystationVitaプレイステーションヴィータ)」。

 

PSP(PlaystatinPortable)」の次世代携帯型ゲーム機として登場した。

 

最初に発売されたモデル「PCH-1000」シリーズには、

ネットワーク回線「3G(NTTドコモ)」

を利用してオンラインプレイが可能となる

「3G/Wi-fiモデル」と、

wi-fiのみに対応した「wi-fiモデル」が存在した。

 

当初、SONYとしては「3Gモデル」をメインに据えて販売していく戦略が

あったものの、

実際には「3Gモデル」の売れ行きは伸び悩み、

反対に「wi-fiモデル」が好調だった。

 

・5インチのマルチタッチディスプレイ

・本体背面に搭載したタッチパッド

携帯型ゲーム機としては珍しい「simカード」の採用

PS3を上回るメモリ性能

 

など、超高性能な次世代型携帯ゲーム機として一躍話題となった

「PCH-1000」シリーズの発売から2年経った2013年、

本体が薄型、軽量化し、

バッテリー性能の向上により継続プレイ時間が長くなった

「PCH-2000」シリーズが登場した。

 

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出典:ソニーインタラクティブエンタテイメント

 

「PCH-2000」シリーズは2018年現在でも現役のモデルとなっている。

 

前モデルでメインに据える予定であった「3Gモデル」の低迷により、

「PCH-2000」シリーズでは「wi-fiモデル」のみの販売となった。

 

また、「PCH-2000」シリーズからは

1GBのメモリーカード機能を内蔵しているため、

万が一メモリーカードが無くとも最低限のセーブ機能は賄える

という点が非常に優秀。

 

累計売上台数は、

日本国内で564万台、全世界で1600万台となっている。

 

 

パッケージ版ソフトが生産終了

そんななか2018年5月、悲しい情報が世に出回った。

 

日本を除く世界各国における「PS Vitaゲームカード(ソフト)」

の生産は、2018年度内をもって終了するとのこと。

 

この情報は事実であり、公式でもアナウンスされている。

 

しかし、あくまでも「ゲームカード」の生産が終了するのであり、

「ダウンロード版ソフト」の配信は継続される模様。

 

それでも実パッケージ版である「ゲームカード」は、

ソフトの販売において主力であり、

「PS Vita」の市場規模が縮小していくことが予想される。

 

 

「リモート機」としては非常に優秀

仮に、国外でのゲームカード生産終了を受け

日本国内でもゲームカードの生産が終了したら・・・

 

という不安の声も挙がっている。

 

しかしながら、「PS Vita」には「Vita用ソフト」のプレイ以外にも

優秀な機能がある。

 

それは、「PS4のリモートプレイ機能」。

 

自宅に「PS4Playstation4)」があれば、

「PS Vita」本体をリンクさせることで、

リビングで遊んだゲームの続きを就寝前にベッドの中でプレイ出来たり、

外出先でもプレイすることが可能となる。

 

もちろん、

「PS Vita」は高画質の5インチディスプレイを搭載しているので

グラフィックの面において問題は一切ない。

 

 

まとめ

「PCH-2000」シリーズが登場してから約5年が経った。

おそらく、「PS Vita」として新たなモデル「PCH-3000」シリーズ

が登場することはないだろう。

 

現在発売されている「PCH-2000」シリーズが、

いつ生産を終了し、その歴史に幕を閉じるかは不明のまま。

 

魅力的な機能や豊富なゲームソフトなど、

先代の「PSP」に比べて非常に高性能な「PS Vita」は、

生産終了のアナウンスとともに買い占め等が発生する恐れは十分にある。

 

今後も更なる展開が予想される「PS4」のリモート機として、

また、すでに1台所持していても予備の2台目として、

購入を検討してみてはいかがだろうか。